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夏のだるさ・倦怠感が漢方で改善

Before

38歳の男性の方の話です。

毎年梅雨に入る頃になると体がだるく重くなって朝起きるのが非常につらいという相談でした。
ひどいときには体を起こす際に鉛でも背中に乗っているのではないかというくらい体が重く、起きた後も日中集中出来ず、つらい日が続いていたそうです。

ただ症状は9月過ぎになるとすっかり良くなるので例年「つらいのは今だけだから」と我慢していたという話です。
しかし、今年は症状が特に重く、どうしようもなく辛い。

病院にいったところ自律神経失調といわれ安定剤を処方されたが精神安定剤は怖いので飲みたくない。
悩んでいたところ当薬局の看板が目に入ったという事でした。

before

After

この方の場合、体に熱と痰濁がある事が大きな原因になっていました。

痰濁は体をだるく重くします。
特に梅雨ごろから空気中の湿度が高くなると痰濁の症状が強く出るようになります。

一方で熱は痰濁とくっつきやすい性質を持っています。
毎晩一定量のお酒、ストレス過剰、脂っこい食事、不摂生…様々な理由で体の中には不必要な熱が生まれます。そわそわと落ち着かない、イライラと神経質になる、眠りが浅く夢が多い等が熱の症状です。

熱と痰濁がくっつくと体が重い。気力が減退する。何となく落ち着かず、すぐ疲れる。冷たいものを欲しがる。手足がかったるくほてる…などの症状が出るようになるのです。

この方の場合、胃腸に熱痰が溜まっているようでしたので試しに一週間分漢方薬を渡したところ、次の日に電話があり「朝いつもよりも数倍軽く起きれた。頭もスッキリしていて集中できる」事等報告いただけました。

夏場とはいえ冷たいものを飲みすぎないよう、また余りスタミナ料理のようなこってり系の食事はしばらく避けるようお伝えしました。

今はお酒を飲む前に来局され悪酔い防止の漢方をお渡しする程度で夏場の倦怠感は全く無いとの事でした。

山崎薬局の先生の声

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